「疲れたときには、ニンニクを取ろう」みたいな感覚は、一般的にニンニクは、和食にあまり使用されないにもかかわらず、誰でも持っていますよね。
完全に、にんにくアウトの方もたまにいらっしゃるようですが、中華料理、韓国料理、イタリア料理なども日本の日常食生活に溶け込んでいるので、にんにくは臭くなるけど、料理を美味しくしてくれるし、身体によいと思っている方も多いと思います。
2018年の夏、東京では7月は酷暑、8月は例年並みの暑さとも言われています。
台風も多く発生するため気圧の変化も多く、そして何よりも湿度の高さからくる蒸し暑さのため、実は日本の夏はかなり厳しい季節です。
シンガポールとかインドから、夏に日本に訪れた人たちが、日本の方が暑いと言っている位ですから!
今回は、夏を乗り切る為にも重要な食材である「にんにく」を、積極的に食生活に取り入れやすくするための、便利な扱い方をご紹介したいと思います。
ニンニクすりおろし作業を楽にしてくれた道具
にんにくは、丸ごと調理をするより、おろし金ですったり、薄切りにして使った方が、有効成分が出てその効果が高まるそうです。
にんにくの効用は、とにかく沢山あるようですが、ざっとリストアップしても、これだけ魅力的な効用を持っています。
1.疲労回復
2.コレステロールを抑える
3.血流改善(血液さらさら)
4.新陳代謝を高め、そこから美肌効果も期待できる
5.免疫力アップ
6.実は口腔細菌の抑制効果もある
私の場合、カツオのお刺身を食べる時は「すりおろし生姜」ではなく「すりおろしニンニク」派です。
また、韓国料理を作る時には、とにかくニンニクは、ほぼ必ずと言っていいほど使います。
そしてなおかつ、市販チューブ派ではなく、生のニンニクをすりおろす派です。
だって、結果的に味が全然違ってしまいますから。
ある時、母の誕生日会と甥っ子の中学入試合祝いの合同お祝い会を、我が家でやろうという事になり、合計11人分の韓国料理を作ったことがありました。
つまり、とにかく1日中ニンニクを擦りおろし続けなくてはいけないという事態になったのです。
韓国料理は作り方がシンプルでも、実は、下ごしらえが沢山あります。
その中でも「ニンニクのすりおろし」は、元々、面倒だと苦手意識が強かったのですが、その「ニンニクすりおろし地獄」を経験してから、「良いおろし金が絶対必要だ」と強く思うようになりました。
検索しまくり、多くの口コミも参照もしまくった結果、たどり着いたのが、このMicroplane(マイクロプレイン)のジャパニーズスタイルグレーターです。
にんにく、生姜は勿論のこと、大根おろしもラクチンですし、レモン、柚子の皮も簡単に擦れます。
「すりおろす」という事が面倒だっただけでなく、おろし金に食材がつまってしまうという事も悩みの種でしたが、それも易々と解決。
少し値段が張るのが問題ではありましたが(約3000円程度)、とても満足している調理道具です。
隣に映っている小さなハケ(百均で数本入って百円)で表側を簡単に掃除もでき、裏側は普通にスポンジで洗えるので、私の「ニンニクすりおろし地獄」はこの便利ツールのおかげで幕を下ろしました。
すりおろしニンニクを多めに保存
このグレーターのお陰で、ラクチンになったすりおろし作業ですが、やはり、時短料理のためには、多めに保存できるに越したことはありません。
また、ニンニクを毎日使うとは限らないわけで、そうなると、買ったニンニクが放置され、芽が出てしまうなどという事もしばしば。
そこでやはり、多めに保存をしたいわけですが、あの皮むきがどうにも大変すぎて、何とか楽な方法はないものだろうかと、ニンニク一人当たり消費量世界一の韓国のサイトで見つけた方法をご紹介します。
まず最初に、一番外側の皮は向き(これは手作業)、一片ずつにします。
それぞれの一片のお尻の部分を切り落とします。
これを電子レンジ(500ワット程度)で30秒程度(量によって異なりますが、この写真レベル量の場合)で温めます。
そうすると、指で掴んで、ちょっと力を入れると、つるんぴゅっと中身が出てきます。
これを綺麗に水で洗い、グレーダーでおろしたり、薄く輪切りにしたりし、ミニラップで小分けして、冷凍用チャック袋に入れて冷凍します。
グレーダーがなくても、すり鉢でする方法もあります。
保存してからは、1ヶ月くらいで使い切るのが、保存期間の目安となります。
このように保存しておく事で、カツオ刺身食べたい、ナムル作りたい、ペペロンチーニ作りたいというときも、いちいち剥く必要も無く、すりおろし無しのストレスフリーで料理ができるようになりました!
韓国でのニンニク事情
ニンニクの原産地は中央アジアと言われています。
中央アジア・・・ユーラシア大陸の中央部にある乾燥地帯。
カザフスタン、ウズベキスタン、キルギス、トルクメニスタン、タジキスタンの五共和国圏に当たる。
古来、遊牧、オアシス農業、中継貿易が行われ、多くの国家が興亡した。
広義には中国の新疆ウイグル自治区、モンゴル・チベットも含める。
出典:大辞林
中継貿易地として栄えたこの土地から、シルクロードを通じて、他の香辛料や絹などと共に、ニンニクが普及していったそうです。
世界を通じての、ニンニクの一人当たり消費量は平均800グラム程度らしいですが、日本人の場合は300-400グラム程度だそうです。
そして、なんと韓国は年間一人当たり7−8キログラムと、実に、ニンニク一人当たり消費量は、ダントツの堂々世界一!
ソウルに語学留学していた頃、市場に行くと、こんな光景を見たことがよくありました。
最初は、え?これがニンニク???と驚愕したことを覚えています。
日本では、一般的には数個ネットに入った物とか、青森産のニンニクなどは1個単位で販売されていますから、かなり驚きました。
この形で大量に売られ、大量に家でも消費し、そして韓国料理外食店でも使われているわけですから、にんにく一人当たり年間消費量が世界一というのも頷けます。
食べる事がとても大切とされている韓国の文化では、挨拶の一つとして”밥 먹었어? パプ モゴッソ?”とよく言います。
この言い方は、仲良しや家族同士で使う、日本語で言う、いわゆる「タメ口」ですが、念のため。
これは、たとえば午後3時など、いわゆる食事時間帯でなくても使われる挨拶です。
食事は大切、医食同源的な発想から、相手を思いやっての挨拶なんですよね。
おまけ・・・本格大豆もやしナムルレシピ
ひたすら、豆もやしナムルを作り続け、塩加減、茹で加減について、自分なりの最高バランスを確立しましたので、ご紹介します。
時短料理として、レンジでナムルを作っている方も多いようですが、今回はあえて、少し面倒ですけど、本格豆もやしナムル(콩나물/コンナムル)レシピです。
日本のスーパーでは豆もやしとして売っていても、本当に小さい豆しかついてない場合が多いのです。
でも、大きめの豆もやしなどを見つけた時などに、試して貰えたら嬉しいです。
★材料
大豆もやし 400グラム
(1袋200グラム単位で売られていることが多いので、この場合2袋)
塩 小さじ 1弱
水 5カップ
★調味料
ごま油 大さじ2
すりごま 小さじ2 (ごまが好きならもっと入れても大丈夫です)
おろしにんにく (少々でもいいですし、多めが好きな方は少し多めでも問題ないです)
塩 小さじ 4分の3 もしくは、もう少し少なく
※この塩加減は最重要です!!!
1. まず大豆もやしのヒゲを取り洗います。
2. 鍋に、★材料を入れ、ふたをして火にかけます。
3. 沸騰してきたら、弱火にして約15分間茹でます。(注意!この間、絶対にふたを開けないでください!特有の臭さがつきます)
4. 茹で上がったら、水を切り、ボウルに移し、まだ熱いうちに★調味料を加えて全体を合えます。
これで完成!
いつも、最低、このくらいの量を作るので、私はパスタ用鍋を使っています。
以前は、家にある鍋とざるで作っていたのですが、熱い水を切る時大変だったので、ある時ふと思いつき使い始めました。
クレジットカードのポイントでゲットしたパスタ鍋ですが、意外なところで重宝しています。
連日の猛暑を乗り切るためにも、是非、もっと沢山のにんにくを気軽に料理に取り入れてみてはいかがですか?
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