今や、スマートフォンは何処に行くにも、何かを探すにも無くてはならない存在。
そして土地鑑のない場所、特に海外旅行に行った時ほど、スマフォがなくては何をするにも何処に行くにも不便です。
日本で使っているのと同じようにスマフォ(今回の場合、つまり筆者の場合iPhone)を、リーズナブルな料金で使いたいと誰でも思うはずです。
筆者も、少し尻込みをしていたSIMフリーを試み、海外SIMを自分の使い慣れたiPhoneに入れたら、何とも楽々サクサクな海外旅行ができました!
そこで、今回は自らの経験を踏まえて、どうしたら問題なくSIMフリー・海外プリペイドSIM利用が出来るのかをご紹介したいと思います。
目次 Contents
私のスマフォ歴史
筆者は、とことんというレベルまではいきませんが、一般的に言うとかなりのガジェット好きです。
昔、スマートフォンが存在していなく、今でいうガラケーしかなかった時代には、新製品が出ると機種交換をするのが楽しみの一つでした。
iPhoneが日本に登場したのは、2007年6月の事でしたが、その頃、外資企業に勤めており、会社から電話のできないBlackBerry(ブラックべりー)を持たされていました。
その米国企業は、既に米国では大いに普及していたその持ち運びの簡単な携帯端末(ブラックベリー)を日本にもいち早く持ち込んだのです。
つまり、報告・連絡・相談の迅速さを命とする、外資企業が、まだスマフォのなかった時に、スマフォの先駆けBlackBerryを日本に導入し、社員にいつでも何処でも連絡可能にしたわけです。
その頃は、自らの意思でBlackBerryを持っていたわけではないですから、あまり楽しい感覚はありませんでしたね、正直。
でもとうとう、2009年3月に、遅ればせながら、iPhone3Gを自分のスマホとして購入!
そこから、2年ごとに、4,5,6Plusと機種変更をし、7・7Plusの時にはその魅力をあまり感じなかった為、機種変更をせず、iPhoneXが出てから暫くしてからの、2018年1月ごろに、ホームボタンのないiPhoneXに変更し、今に至っています。
私のスマフォ海外利用の変遷
自分の携帯として2009年にiPhone3Gを持つまでは、いわゆるガラケーを持っていたわけですが、そのスマフォ時代に突入する前には、年に1−2回くらいはアメリカに行っていたものでした。
そのころの記憶はあまり定かではないものの、確か、プリペイド携帯を活用していました。
でも、その当時は、携帯電話でしたから通話するための端末でしかなく、何処かに行くにも、紙の地図片手だったのですよね。
そして2012年、3月から6月までの三ヶ月間、ソウルの高麗大学語学堂(語学学校のこと)に留学することになりました。
既に、iPhone歴3年目に突入していた私は、iPhoneで辞書アプリを使うなど、すっかりスマフォ漬けになっていました。
だから、韓国でもiPhoneを使いこなせなければ、困るわけです。
その為、色々と調べ、韓国の大手携帯キャリアであるKTに、日本語で相談できるサービスがある事を知り、渡韓後すぐに、予約して訪れました。
そこで選択方式は、Wi-fiルーターをレンタル、日本から持ってきたBlackBerry端末をSIMロック解除してプリペイドSIMを使うと言う方式でした。
当時の私のiPhoneは4ですからもちろんSIMロック解除はできません。
だから、スマフォとして屋外でネットに接続する為に、Wi-fiルーターをレンタル。
でも電話そのものは使えないので、持っていたブラックベリーの端末をSIMロック解除したのです。
ブラックベリーのSIMロック解除はそんなに難しくはなかった記憶があります。
でも今から思うと色々と面倒ですよね。
その当時既に、スマフォでの連絡が主体になっていたものの、電話機能はないと困ると言う事で、上記のような方法をとったわけでした。
韓国留学後は、頻繁に韓国に行くようになりましたが、もっぱらWi-fiルーターをレンタルして使っていました。
そしてある時。2014年くらいだったかと思いますが、こんなに韓国に頻繁に行くなら、韓国の携帯電話を作ったらどうかと考えたのです。
韓国人の友達と一緒に、ソウルの龍山(ヨンサン)という、日本でいう秋葉原のようなエリアに行き、中古のLGアンドロイドスマフォを購入し、KTでプリペイドSIMを購入、導入したのです。
日本で国内三大キャリア、ドコモ、au、ソフトバンクで購入したスマフォがSIMロック解除できるようになったのは、2015年の事でしたが、日本以外の国では、SIMフリーが普通だったのですよね。
それから韓国に行く度に、データをKT Olleh(ケーティーオレー)でチャージし、Wi-fiルーターのようにテザリンング機能を使って、自分のiPhoneを使っていました。
個人のスマフォデビューからずっとiPhoneを使っていたので、Androidスマフォにも興味もあり、もちろん価格も安いので韓国携帯はアンドロイドにしたわけですが、やはり、慣れない事も多く、自分のiPhoneばかりを使うようになってしまったのです。
このLGアンドロイドスマフォは、2017年秋に4週間パリにフランス語留学をした時にも、ルーターとして活躍しました。
そもそも2年ごとに機種変更をしていたのに、2016年にiPhone7が出た時に、機種変更をしなかった為、2017年秋にはまだiPhone6Plusを使っていました。
iPhone6Plusuは、日本でSIMロック解除ができる機種の一つ前だった為、SIMフリーにしてパリを楽しむという事が出来なかったのです。
つくづく、その時は、自分の用意の悪さに我ながら呆れたのですが、韓国でやっていたと同じ様に、アンドロイドスマフォにフランスSIMカードを差し込み、それをルーター代わりにテザリングをし、まあ、何とか切り抜ける事は出来ました。
ソフトバンクでSIMロック解除
2019年1月は何かと気忙しい時でした。
そこで少し気分転換しようと久しぶりに韓国行きを3月1日から5日までの4泊5日で決めました。
そうだ!これを機会に、自分のiPhoneXをSIMロック解除して、韓国SIMを差し込み、サクサクすいすいを実行に移そう!と思い立ったのです。
2018年1月ごろにiPhoneXにしていたので、もうSIMロック解除は可能なはず・・・とSoftbankのホームページでまず検索調査。
このページに行きました。
”ソフトバンクの携帯電話を他社で利用する/SIMロック解除”
筆者は、初めてのSIMロック解除だったので、以下の条件に当てはまりました。
2015年5月以降に発売された機種(SIMロック解除機能を搭載したものに限ります)のSIMロック解除は、購入日(当社システムにて記録されている販売日など)より101日目以降の場合に受付可能です。
このページを読み進むうちに、MyソフトバンクでもSIMロック解除が可能だということを知るのですが、下記の様な記載があったのです。
お客さまがご利用予定のソフトバンク以外のSIMカードが必要です(ソフトバンクのSIMカードしかお持ちでない場合はMy SoftBankでは解除できません)
あれ?
そうです。
国内の格安SIM移行目的ではない為、ソフトバンク以外の国内SIMカードを持っていないわけですから、マイソフトバンクでサクッとSIMロック解除が出来ないのだと理解したのです。
そこで、仕方ない、ソフトバンクショップに行くしか方法がないのかと思い、ネットから来店予約をして、地元のSoftbankショップに、後日出向きました。
予約来店のため、ほとんど待つ事もなく、ショップ店員さんの対応が始まりました。
「SIMロック解除をしたいだけなのですよね?」
とその男性店員は言い、ちょっと操作させてくださいと私のiPhoneXをかしゃかしゃといじり始めました。
途中、携帯用暗証番号を入れる場面もありましたが、あっという間にSIMロック解除完了!
つまり、新しいSIMカードがなくても、わざわざ、ソフトバンクショップに出向かなくてもSIMロック解除出来たわけだったのです!
どうりで、男性店員が、「そんな事で来店予約までしてショップに来たの?」という様な表情(もちろん、声に出しては言っていませんでしたが)をしていたわけです・・・。
また、その時、iPhoneには、付属品としてSIMの取り出し用ツールが付いていたという事が判明。
それも店員さんが当たり前の様に、「箱の中に付属品として付いていますよ」と言っていました。
家に戻り、iPhoneの箱を開けてみると、ありました。
ひっそりと入っていました。
ゼムクリップを曲げて代用する事も出来ますが、確かに、この専用ピンを使うと、とても簡単に、SIMカードを取り出す事が出来ます。
店員さんは、キーホルダーに付けていましたが、携帯ショップに勤めているのではない限り、そこまで頻繁に使用するツールではないので、私の場合は、ジッパーの付いた小さい袋に入れて保管しています。
あと、Softbankショップでは、もう一つ大事な情報を入手する事が出来ました。
iPhoneのSIMロック解除後、最初に今までと違うSIMカードを挿入する場合には、ネットに繋がる環境が必要だという事です。
これは、最初の時だけの事で、2回目以降は、ネット環境がなくても単に交換するだけで問題ないという事で、私自身も経験したところ、確かに2度目以降は、SIMカードを交換するだけで何も問題は起きませんでした。
3月にソウルに行った時に、ソウルの携帯ショップに行ってSIMカードを取り替えるつもりだったので、私自身は、SIMカードを最初に交換する時に、ネット環境の有無については問題ないと思っていました。
が、よく、最初のSIMカード交換の時に、ネット環境がない為に、上手くいかないで大変な思いをするお客様が多いと、Softbankの店員さんが言っていたので、要注意です。
韓国SIMカードをiPhoneに挿入
いよいよ、ソウルに行き、韓国SIMカードを使い慣れたiPhoneに挿入する事になりました。
ソウルに到着して二日目、明洞にあるKT・Ollehショップを見つけて入店します。
韓国あるあるの一つですが、東京と異なり、韓国ソウルでは、街の至るところに、携帯キャリアのショップが沢山あります。
韓国のコーヒーショップもそうなのですが、こんなに店があって商売が成り立つのかと思う程、携帯キャリアショップも、歩いて1分としないところに同じキャリアのショップがあったりします。
つまり、それだけショップが多いので、待たされるという事がないのです。
明洞という、東京の新宿の様な人が多く集まるエリアに位置する私が入ったOllehショップも、誰も他の客はいなく、二人の店員が暇そうにしていました。
もともと韓国SIMの入ったLGアンドロイドスマフォを持参していたので、「このアンドロイドに入っているSIMをナノSIMに変えて、iPhoneXに入れて、データを追加したい」と要件を伝え、作業は始まりました。
(LGアンドロイドスマフォは古いのでナノSIMではなかったのです)
まずは、ナノSIMに変えるのに700円くらいの実費がかかり、それは現金決済でなくてはいけないという事で支払いをしました。
そして、店員のお兄さんが、ちゃっちゃっと私のiPhoneに新しいSIMカードを入れ、必要な時には、私が暗証番号を入れ、データも2ギガ入れてもらい、作業はものの数分もかからずに終了。
確かに日本のソフバンの店員さんが言ってた様に、最初にSIMカードを入れた時には、ネットに繋がる必要があった様です。
ソウルの携帯ショップの店員さんが、店内のWi-fiに繋げていましたから。
残念ながら、詳細の状況は確認できず・・・。
でも、呆気ないほど、早く終了しましたから、ネットに繋がる環境にあるならば、恐らく一人で対応しても問題ないと思われます。
そして、オレーショップを出て、iPhoneをいじると・・・
まるで何も問題なくサクサクと動き・・・嬉しくなって友達にLINEとかしちゃいました!
日本に戻る時には、飛行機の中で、韓国SIMカードを、ソフトバンクSIMカードに交換。
専用のSIM取り出しピンがありますから、楽々です。
Softbankの店員さんが言っていた様に、SIMロック解除から、SIMカード交換は、最初でなく2度目だったので、何も問題なく、単にカード交換だけで済みました。
ヨーロッパ用プリペイドSIMカード
そして4月15日から30日までパリ・ジュネーヴ旅行をする事になりました。
すでにSIMフリー体験を韓国で済ましていたので、事前にamazonで検索をし、フランスとスイスに対応しているプリペイドSIMカードを探しました。
ヨーロッパ周遊プリペイドSIMカード4Gデータ通信15日間対応で3600円。
1日あたり、240円ですし、Wi-fiルーターを借りたり返却する手間も、持ち歩く手間もないのでとても便利です。
事前に自宅に到着したSIMカードを説明書とともに、パスポートケースに入れて持参しました。
往きの飛行機の中で、SoftbankのSIMカードを取り出し、そのプリペイドSIMカードを差し込んだところ、シャルルドゴール空港に降り立った時点で使用可能になりました。
私の買ったプリペイドSIMカードは、タイのもので、AISという名前でした。
これは、タイの携帯電話番号が付いていて、それを海外ローミングをするというもの。
日本の携帯キャリアで海外ローミングし、パケ放題にした場合には、ソフトバンクの場合、25メガバイト以上になったら1日2980円です。
このデータ量というのは、なかなか素人には分かりにくいものですが、ソフトバンクホームページによると、この25MBとは”LTE対応機種でデータ通信(LTE)をご利用の場合:12.5MB”となっていますので、あっという間になくなるレベルのデーターとも言えます。
いくら国が違うと言えど、海外ローミングするのに、4GBで15日間使えて3600円って、どうしてこんなに差があるのだろうと不思議になりました。
ちなみに。1GB(ギガバイト)=1024MBとなります。
想像の域に過ぎませんが、きっとタイは通信料の安い国だから、海外ローミング料金も安いのかな・・・と。
日本は、先進国でなおかつ人口も多く、携帯保有者数も多い国としては、通信料はダントツに高いと思います。
少なくともアメリカ、フランス、韓国と比べても、携帯電話の通信料はずば抜けて高いです。
結果的に15日間の旅行中、パリでもジュネーヴでも問題なく、このプリペイドSIMカードを使えたのですが、一つ心配な事が起こりました。
4月15日にパリに着いた時、ショートメッセージで下記のメッセージが来ました。
Welcome to AIS One-2-Call! No.1 Network in Thailand(ภาษาไทยโทร*700)
まあ、これはようこそ!メッセージなので問題はないですよね。
You can enjoy WH_SIM2Fly899 Bundle, SIM2Fly899 WH_Non-Stop Max Speed 4GB 15Day.
これも買った時の内容と同じで、15日間4GB使えるという事ですから問題はありません。
が、次に・・・。
Your balance is insufficient. Please press *120 to top-up your account in order to continue enjoying your value-added service. Thank you.
つまり、私の残高(バランス)は海外ローミングには不十分というメッセージなのです。
このメッセージが3回立て続けに送られてきました。
しかも、着いたその日にです。
でもその日は、忙しくしていたので、実は、気にも留めずに、放置していたのですが・・・。
そして9日すぎた4月24日にこんなメッセージが・・・。
33●●●●●●●●● calls you, but your balance is not enough when roaming aboard, please top up.
この33●●●●●●●●●は電話番号の様で、最初の33はフランスの国番号です。
この電話から電話がかかってくるといい、私の残高が海外ローミングには不十分といってきたのです。
旅行が始まってからすでに9日経っているのですから、データが尽きたのか?と焦りました。
26日には、ジュネーヴに行かなくてはいけないのにどうしよう???
色々焦った私は、このメッセージに返信したりしましたが、このサービスは(メッセージ送信)は海外では使えないと返ってきて・・焦りは高まり・・・。
そこで、このAISからのメッセージを遡ったところ、あることに気が付いたのです。
データ通信を始めた初日に「バランスが不十分です」とメッセージが来ていたわけです。
そもそも、初日に4GBを使い切るはずもないはず!
・・・そう言えば・・・・ソウルでも同じ現象があったことを思い出しました。
ソウルで、iPhoneXに現地のKTのSIMカードを入れて、2GBのプリペイドデータを購入したのが3月2日でした。
その3月2日に、あなたの2GBのデータ通信は使い切りましたという同じ様なメッセージが届いたのです。
焦りますよね・・。
購入したばかりの2GBが、もう無いと言われたのですから。
24時間以内に、KTのショップに行き、またデータを追加するなどしないといけないというのです。
結論から言いますと、用があり、すぐにショップに行くことなどできなかったので、何もせずに放置しましたが、24時間経っても問題なく使えたのです。
何が理由なのかは、確認したのでは無いので、全く分かりませんが、データを入れた初日に使い切ったと言われたけれど問題なくスマフォは使えたので、これと同じ様な事が、ヨーロッパ周遊SIMカードにも起こっているのでは?と推測したわけです。
この二つの経験から基づくと、海外でプリペイドSIMカードを使用開始すぐにデータが足りない、無い、使い切ったと言われても恐れる必要はないと言えます!
初めてのSIMロック解除・海外プリペイドSIMカード使用の心得
こうして、なんだかんだと紆余曲折しながらも、iPhoneのSIMロック解除をし、韓国とヨーロッパでプリペイドSIMカード利用でサクサクとiPhoneを使う事が出来ました。
その経験から基づき、初心者がSIMロック解除と海外プリペイドSIMカード問題なく使用できるための心得をまとめてみました。
1.SIMロック解除はショップに行かなくてもできる
ソフトバンクでのSIMロック解除は、前述の様に、たとえ、ソフトバンク以外の他社のSIMカードを持っていなかったとしても、ネット上で問題なく出来、ショップにわざわざ行く必要はありません。
auに関しても、同様で、友人が試してみたら、さっくりと、その場でSIMロック解除が出来てしまいました。
ドコモに関しては、身近で試してはいませんが、ホームページによるとMy Docomoを使用してネット上で出来るようです。
2.iPhoneのSIMカード取り外し用ピンを用意する
その存在に気づいていなかった場合には、早速、iPhoneの箱を確認してみましょう。
もし知らずに捨ててしまっていたなどという場合には、ゼムクリップを用意しておきましょう。
3.海外プリペイドSIMカードを事前購入する場合、使える国を要確認
一カ国のみの旅行の場合、間違えることはないと思いますが、ヨーロッパなどで2か国以上を訪れる場合には、どの国で使えるのかを細かくチェックする必要があります。
筆者の場合は、最初アマゾンで買おうとしたSIMカードについて、iPHoneXで使えますか?という質問を出展者に問い合わせたところ、iPhoneXで使えるが、問い合わせたSIMカードはフランスでは使えるが、スイスでは使えないという指摘を受けました。
そこで同じ様な内容の違うプリペイドSIMカードを勧められ、購入して問題は無かったのですが、二か国以上旅行する場合は、この様な細かいチェックも必要です。
4.SIMロック解除後、初めて違うSIMカードを挿入する時には、ネット環境が必要
SIMロック解除後、初めて国内携帯キャリア以外のSIMカードを挿入した時には、ネットに繋がる必要があります。
これは1回目に限ることですが、慌てないためにも、どこでSIMカードを初めて入れるのかは、考えておきましょう。
5..海外でデータ使用開始直後にデータが不十分という様なメッセージが来ても慌てない
前述の様に、筆者は、韓国とフランスで、データ使用開始直後に、データを使い切った、不十分だ、追加しなさいというメッセージを受け取りましたが、何も問題はありませんでした。
現段階では、なぜこの様なメッセージが来るのかは不明ですが、問題なく使えたのは事実です。
(後日、理由が判明しましたら、追記したいと思っています。)
6.ご自分の携帯キャリアに海外ローミングのお得なサービスなどかあるかは事前チェック
筆者の場合、韓国とヨーロッパだったので当てはまりませんが、ソフトバンクでは、現在、アメリカ限定のアメリカ放題というサービスがあります。
iPhone,iPad限定でアメリカであれば今なら無料キャンペーン中ということで、加算料金なく使えます。(2019年5月6日現在)
無料キャンペーンが終了すると、月額980円だそうですから、Softbankキャリアで、アメリカに行くなら、これが恐らく最安ですよね。
ただし、グアムやサイパンなど一部地域ではこのサービスは使えないので注意が必要です。
ドコモでは、申し込みは必要になりますが、パケット放題よりは断然安い「パケットパック海外オプション」というサービスもあります。
このパケットパック海外オプションよりは、プリペイドSIMカード使用の方が安く済むと思いますが、SIMカード変えるのは嫌という方もいらっしゃるかもしれないですしね。
今後、スマフォは進化していき、SIMカードも今の様に物理的に差し込むカードではなく、内蔵型になっていくそうです。
つまり、SIMカードを変えたい時に、実際にカードを取り出して、違うカードを入れるという作業が不要になり、データの書き換えのみで出来る様になるのだそうです。
そんな時代がくれば、このプリペイドSIMカード利用のためのプロセスは必要なくなってしまうのでしょう。
が、今しばらくは、機種変更をすぐにはしないというiPhonesユーザーの方々が、初めてSIMロック解除し、問題なく海外プリペイドSIMカードを使用出来ることに少しでもお役にたてたら嬉しいです。
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