2018年6月15日に放送開始となったPRODUCE48ですが、この猛暑の中で、熱く美しい戦いが繰り広げられています。
7月13日(金)の第5回目の放映では、番組開始当初96名だった練習生が、グループバトルとオンライン投票の結果、58位までの58名に振り落とされました。
その後、もちろんプロデュースシリーズですから、そのまま安心している瞬間など与えられず、次なる生存を賭けての競争「ポジション評価」が繰り広げられ、8月3日(金)の第7回目の放送時に30名の生存が決定します、
第1回から第4回めの放送では、低迷していた練習生たちの多くの下克上も見られ、この短期間での成長が目覚ましい練習達も増え、当初から上位にいた練習生達も、一瞬たりと気の抜けない状況になっています。
視聴する側も、この行方の分からない美しいバトルに魅せられ、気をぬくことが出来ません!
8月3日の第二次生存者確定を目の前にし、今の熱い戦いの様子をお伝えします。
生存確認の前の息抜き
7月13日(金)の放送は、厳しい現実である58名生存者発表の前に、視聴者も心がホッとするようなイベントが二つありました。
イ・スンギさん、やはり本物は相当かっこいいようで、スンギさんが目の前に現れると、練習生達は皆、目がハートになってしまいます。
今後、生存競争を続けていくPROSUCE48の練習生に、スンギさんは、こう語りました。
自分は、19歳(数え年)の時、「俺の女だから」という曲でデビューし、有難いことに、デビューするやいなや、大きな支持をもらいました。
でも、それからすぐに、自分は事務所の社長に、「芸能人を辞めたい」と伝え、逃げてしまったんです。
「王冠を身に着けるなら、王冠の重さに耐えろ」という表現がありますが、この場合、王冠は大衆の期待だと思います。
その時の僕は、身に着けた小さな王冠の重さすら、耐えられずに逃げたのですよね。
その後学校に通いながら、自分がやれる新しい何かを探したのですが・・・なかったんです。
辛かったから逃げたのに、もう一度よく考えてみると、たとえ、辛かったとしても自分が最も幸せで楽しい瞬間は歌を歌う時なんだと悟ったんです。
きっと、辛いと思います。
この番組の間、ずっと辛さは続くのだと思います。
でも、練習生の皆さんは、皆さんが思っているレベルを遥かに越えて、注目を集めているんです。
きっと皆さんの頭の上には、もう既に、小さな王冠が乗ってているのだと思います。
そこで、AKB48の下尾みう(したおみう)ちゃんが手を挙げて質問しました。
「練習していて、立ち止まりたくなった時にどうすればよいですか?」
その為に、僕や、トレーニングチームが存在するんです。
だから、我々を煩わせていいんです。
先生たちは、色々厳しい指導をしていますが、練習生の皆さんを見ていると、辛いそうです。
なぜなら、競争であるがゆえ、必ず、勝つ人がいて、負ける人がいる。
負けた人は、悲しいじゃないですか・・。
その現実を目の当たりにしなくてはいけないという現実に、とても心が痛むのだそうです。
厳しい戦いを経て、その王冠を手にする12人が選ばれるのです。
僕が言いたいのは、その王冠の重さに耐えて抜いて欲しいという事です。
その言葉を聞いた練習生たちは皆、とにかく最後の機会だと思い、人生を賭けるつもりで頑張る!と心に誓うのです。
「絶対デビューしたい・・・!」
そして、もう一つの息抜きタイムは、PRODUCE48ダンスバトル!
この時だけは、選抜されるとか、評価されるという考えを捨てて、流れた音楽に身を任せ、楽しく精いっぱい表現するダンスバトル大会が開かれました。
最終的にPRODUCE48 ダンスキングの王冠は・・・・
後藤萌咲(ごとうもえ)ちゃんに!
一回目のランク分けでは、最初の舞台で酷い花粉症のために声が出なかったこともありますが、F組認定をされた後藤萌咲ちゃん。
それからはメキメキ元気を取り戻して、伸び伸びと頑張っています!
後藤萌咲ちゃんは、ダンスキング獲得のご褒美にもらった化粧品コフレを、最終ランク分けで同じ組だったC組のお友達にふるまいます!
でも、そこは勿論、もらった自分たちで独り占めするのではなく、皆で分け合い、試しにつけてみたりでワイワイ。
やはり、若い年頃の女の子たちですねぇ。
第一回目の58名生存の行方
第一回順位発表式は、ものものしく始まりました…というよりは、やはり若い女子の集団ですから、生存を賭けた順位発表なんですけど、明るく始まりました。
この中から、57位から順番に1位まで発表され、選ばれた者の席に移動するのです。(58位からではありませんので念のため)
4回目放送でグループバトルの結果である個人の現場得票(グループバトルを見に来た国民プロデユーサーたちからの直接投票による)と、バトルに勝ったチームメンバーに与えられるベネフィット1000票を入れての順位は発表されていましたが、番組を見た視聴者、つまり国民プロデューサーの投票を合わせての、第一回総合順位発表。
そして、この順位で58位までに残らなければ、番組を去らなくてはならないという過酷な順位発表が始まりました。
順位が低い練習生達の発表は、名前を呼ばれると、とにかく生存できて良かったと喜ぶ場面も多かったのですが、順位が上がるにつれ、可愛いその笑顔や、美しい涙に隠れる激しい闘志を感じました・・・やはり、これぞ、プロデュースシリーズの醍醐味。
そして、堂々の1位はイ・ガウンちゃんでした!
あれ?いつの間にこんなに髪の毛伸びたの?というガウンちゃん。
633,511票!!!
投票システムが違うので、単純に比較はできないのですが、2018年6月に開催されたAKB48の「第10回選抜総選挙」で、1位となった松井珠理奈ちゃんの得票数が19万4453票、2017年1位の指原莉乃(さしはらりの)さんの得票数が246,376票ですから、PRODUCE48の注目度の高さが伺えます。
デビュー圏内の1位から12位までの順位は次の通りでした。
1. イ・ガウン(プレディスエンターテイメント)
2. アン・ユジン(スターシップエンターテイメント)
3. チャン・ウォニョン(スターシップエンターテイメント)
4. 宮脇咲良・みやわきさくら(HKT48)
5. クォン・ウンビ(ウルリムエンターテイメント)
6. 後藤萌咲(AKB48)
7. 矢吹奈子・やぶきなこ(HKT48)
8. ウァン・イーレン(ウィエファエンターテイメント)
9. チェ・イェナ(ウィエファエンターテイメント)
10.イ・チェヨン(WMエンターテイメント)
11.竹内美宥・たけうちみゆ(AKB48)
12.本田仁美・ほんだひとみ(AKB48)
この12人の次点である13位は、松井珠理奈(まついじゅりな)ちゃんだったのですが、既に、健康上の理由から降板を発表していましたので、本人は不在でした。
イ・ガウンちゃんのコメント
沢山の皆さんの前で再び舞台に立てるということは、もう二度と叶うことはないだろうと思っていた夢でした。
また、次の舞台に立てるように準備することが出来るような機会を与えてくださった国民プロデューサーの皆さま、本当に有難うございます。
涙を流しながら、一度デビューをしたのにもかかわらず、数年間何も活動できなかった事からの再出発を認められたことを喜んでいました。
そして、ガウンちゃんを女手一つで育ててくれた、お母さまに対して、
1人で私を一生懸命私を育ててくれたお母さん。。。。
本当に心配かけてしまっているけど、これからは、お母さんの事を抱きしめにいくから、心穏やかにいてください!
愛してます、お母さん!
練習生達は、この言葉を聞いて、涙を流していました。
2位のアン・ユジンちゃんのコメントもあり、もう終わったかのような第一回順位発表式・・・。
終わっていなかったんですねぇ。
はい、58位の発表が残されていたのです!
ぎりぎりの順位にいる練習生たちは、イ・ガウンちゃんの涙の場面でも、きっと、気が気ではなかったことでしょうに・・・。
そのあたりは、本当に心底怖いPRODUCE48です。
1位発表と同じくらい、震えがくる生存ぎりぎりの58位発表。
候補となる4人の姿が画面に映し出されました。
AKB48の中野郁美(なかのいくみ)ちゃん・・・3週目順位50位
ペイブエンターテイメントのシン・スヒョンちゃん・・・3週目順位62位
ウェルメイドエンターテイメントのファン・ソヨンちゃん・・・3週目順位51位
AKB48の佐藤美波(さとうみなみ)ちゃん・・・3週目順位59位
このギリギリ感満載の順位。
佐藤美波ちゃんでした!!!
待機していた席から、生存者の舞台に向かう佐藤美波ちゃんは、足もブルブル震えて、歩くのもやっとという感じでした・・・。
それだけ、辛い、生存宣告の瞬間だったのでしょうね。
泣きながら、「最後までデビューの夢を失わずに戦いたい」という美波ちゃんの姿に、やはり、練習生たち涙・・・。
涙、涙、涙の第一回順位発表式でした。
式が終了した後、生存できた練習生も、脱落してしまった練習生も関係なく、今まで一緒に頑張ってきた仲間として抱き合い「最後まで一緒に戦いたかった」という言葉を交わしあい、別れを惜しんでいました。
確かに勝負が最も大きなテーマであるPRODUCE48ですが、この厳しい戦いを通して頑張ってきた練習生たちにとっては、勝ち負けを超えた、かけがえのない素晴らしい経験になっているのでしょうね。
ポジション評価課題曲と評価内容の発表
そして、第二回めの生存を賭けたミッションが、元シスターのソユさんから、57名の生き残った練習生達に知らされます。
まず第一に、第一回めの公式順位はリセットされるという事。
リセット!!! つい此の前、1位から58位までランキングされた順位がリセットになり、生存した57人の練習生達は、ゼロスタートに戻ったのです!
今回のポジション評価の後、残れる人数は30人。
ポジション評価とは、次のような内容です。
・ヴォーカル・ラップ評価のための課題曲、ダンス評価のための課題曲が与えられます。
・それぞれの課題曲には定員があります。
・練習生達は、ヴォーカル・ラップもしくは、ダンスのどちらかのポジションを選び、やりたい課題曲を選びます。
・そして決定した課題曲でチーム一丸となって曲を仕上げていきます。
・それぞれ課題曲をダンスならば、自作の振り付け、ヴォーカル・ラップならばオリジナルアレンジをします。
・発表の日は、グループバトルと同じように、会場に集まった国民プロデューサーの方々から一曲ごとに、各練習生に投票がなされます。
そして、今回のベネフィットは・・・
曲の中でトップの票を得た練習生には、それぞれ5000票追加されます!
なおかつ、ダンスポジション、ヴォーカル・ラップポジションの2つのポジションの中で総合1位になった2名にはそれぞれ10万票が追加されるのです!!!
今までの得票は全てリセットですから、もう、このベネフィットは、皆、喉から手が出る程欲しいわけです。
そして、素晴らしいパフォーマンスが出来れば、完全なる下克上が実現するかもしれない・・・
練習生達は大いに湧きました。
が、もちろん、簡単に自分のやりたい曲を簡単に選べる筈がないのがPRODUCE48です。
まず、普通ならば、前回の1位から課題曲を選ぶことが出来ると思いますよね?
でも、リセットですからそうは行かないルールでした。
前回の1位から12位までのデビュー候補である12名を”除く”13位からの練習生から課題曲を選べると発表されました。
13位が番組降板した松井珠理奈ちゃんでしたから、14位の山田野絵(やまだのえ)ちゃんから曲を選択していくことになりました。
まず最初に、以下の課題曲が挙げられました。
<ダンス課題曲>
1.アリアナ・グランデ(Ariana Grande) の”Side to Side(サイドトゥサイド)”・・・定員5人
2.デミ・ロヴァート(Demi Lovato)の ”Sorry not Sorry(ソーリーナットソーリー)”・・・定員5人
3.フィッツアンドタントラムズ(Fits and the Tantrums)の ”Handclap(ハンドクラップ)”・・・定員6人
4.リトルミックス(Little Mix)の”Touch(タッチ)”・・・定員5人
<ヴォーカル・ラップ課題曲>
1.ワナワン(Wanna One)の”エナジェティック”・・・定員5人
2.헤이즈(ヘイズ)の”너도 너무 모르고(ノドノムモルゴ・君もあまり知らなくて)”・・定員4人
3.少女時代 の”다시 만난 세계(タシマンナンセゲ・また巡り会えた世界)”・・定員5人
4.防弾少年団BTSの”전하지 못한 진심(チョナジモッタンチンシム・伝えられなかった思い)”・・・定員4人
5.ブラックピンク の”뚜두뚜두(トゥドゥトゥドゥ)”・・・定員6人
この時点で、ダンス課題曲の定員は21人、ヴォーカル・ラップ課題曲の定員は24人、つまり45人しかないわけです。
また、ここで、意地悪というか過酷というか、試練が与えられるのです。
58位の佐藤美波ちゃんに行く頃には、選択肢は無くなっていました。
当然です。
残った練習生の数は57人、上位12人に行くまでの枠は45人ですから。
次なる試練とは。。。
実は、1位から12位までの特権はここにありました。
最初の課題曲9曲定員、45人の中に、割り込むことが出来るという特権です。
1位から順に好きな曲を選べます。
すると、すでに定員一杯なのですから、吐き出されるわけです。
順位の低い順から吐き出されるという・・・なんとも過酷な試練。
吐き出された練習生は、ヴォーカル・ラップかダンスかという2択しかありません。
リセットされたとはいえ、やはり今までの結果が良ければ良いほど選択する自由が広がり、悪ければ悪いほど選択肢がなくなり窮地に立つ・・・。
国民プロデューサーの目はあくまでも厳しいのがPRODUCEシリーズの掟です。
吐き出された練習生達のための2つの課題曲は、ダンス課題曲:ジャックス・ジョーンズ(Jax Jones)の”Instruction(インストラクション)”定員6人、ヴォーカル・ラップ課題曲:BOA(ボア)の”メリクリ”定員6人となり、全部で11の課題曲が出揃いました。
ポジション評価本番へ・・・
課題曲ごとの練習生も決定し、ポジション評価に向けての練習が始まりました。
今回のポジション評価の最も精神的に過酷なところは、一緒に頑張って曲を作り上げた仲間同士での競争だということです。
前回のグループバトルでは、もちろん、各練習生は得票により競いましたが、総合点でグループが勝てば、メンバー全員に1000票のベネフィットが与えられました。
つまり、勝利の喜びを分かち合うことが出来たのです。
でも、今回は、共に頑張ってきた仲間達とまずは戦わなくてはいけないという厳しい試練。
芸能界で生き残って行くのには相当に強いマインドが必要なのだと、ここでまた強く刷り込まれるわけですね。
練習に練習を重ねて迎えた、ポジション評価の当日。
会場は、練習生達の舞台を観ることを待ち望む国民プロデューサー達の熱気で包まれます。
今回の司会はイ・スンギさんに代わって、元シスターのボラさんが務めます。
そして、第2回目の生存競争となるポジション評価の幕が上がりました。
課題曲は全11曲でしたが、新しいスターの誕生と大きな下克上を感じさせてくれた6曲に絞って、追っていきたいと思います。
まずはヴォーカル・ラップ課題曲、헤이즈(ヘイズ)さんの”너도 너무 모르고(ノドノムモルゴ・君もあまり知らなくて)”。
20代女子から圧倒的な人気の韓国の歌手、ラッパー、ソングライターでもあるHeizeさんの物悲しい切ないメロディが素敵な曲です。
関ジャニ∞の番組でも取り上げあれ、日本からも注目を浴びているHeizesさんのこの曲は、ヴォーカルラインもラップラインもどちらもカッコいい曲です。
この曲に挑戦するのは、パク・ミンジちゃん、ハン・チョウォンちゃん、カン・へウォンちゃん、ユ・ミニョンちゃんの4人の練習生。
よりスローに聴かせるアレンジをされたこの曲で・・・新しいヴォーカリストが誕生しました。
見守っていた先生達も皆驚愕していました。
国民プロデューサーの人たちも、こんな歌声を持っていたの?と、かなりビックリした事と思います。
切ない響きを見事に表現した、将来の素晴らしいヴォーカリストを予感させてくれるステージでした。
次にご紹介したい課題曲はアリアナ・グランデ(Ariana Grande) さんの”Side to Side(サイドトゥサイド)”です。
この曲に挑むのは、前回1位のaイ・ガウンチャンをはじめとし、3位のチャン・ウォニョンちゃん、8位のウォン・イーレンちゃん、白間美瑠(しろまみる)ちゃん、イ・シアンちゃんの5人です。
世界的な人気のアリアナ・グランデさんのこの曲は、セクシーでビートのきいた、ダンス課題曲にはもってこいのカッコ良い曲です。
登場から、白間美瑠ちゃんの視線を見た、ぺ・ユンジョン先生(練習生が最も恐れる、あのKARAのミスターを振り付けしたダンスの先生)の一言、「美瑠、目つきが半端ない!!」
さすがぺ・ユンジョン先生です。
先生が感じ取った事が現実の結果となりました。
白間美瑠ちゃんが、チャン・ウォニョンちゃん(2位)、イ・ガウンちゃん(3位)を抑えて、堂々の1位!
それも、センターでないのにも関わらずです!
NMB48での活動しかしらない日本のファンの人たちも、この素晴らしいセクシーでパワフルなダンスパフォーマンスには、驚愕だった事と思います。
次は、ヴォーカル・ラップ課題曲、日本でもお馴染みのBOA(ボア)さんの”メリクリ”です。
この課題曲は、最後に提示された曲・・・つまり、上位12位の練習生達の曲選択によって吐き出されてきたメンバーで構成された課題曲です。
この曲に挑戦するのは荒巻美咲(あらまきみさき)ちゃん(前回56位)、佐藤美波(さとうみなみ)ちゃん(前回58位)、ユン・ヘソルちゃん(前回52位)、キム・ナヨンちゃん(前回38位)、パク・ヘユンちゃん(前回43位)、キム・ソヒちゃん(前回50位)の6人。
この順位を見ても、どれだけギリギリの状態にいるのかお分かりかと思います。
韓国ではKPOP女王レベルのBOAさんの歌ですが、日本の曲なので韓国人練習生たちには馴染みのない曲でした。
だから、歌詞を覚えるのさえも、容易ではなかったはずです。
でも、結果は素晴らしいハーモニーで、会場の国民プロデューサーたち、先生たち、そしてテレビを通して見ている私たちを酔わせてくれました。
ここでも、素晴らしいヴォーカリストが誕生しました。
1位になったパク・ヘユンちゃんです!
日本人練習生も、荒巻美咲ちゃん4位、佐藤美波ちゃん5位と健闘しました。
高い順位を獲得することは出来ませんでしたが、本当に頑張って、出せる力を十分に発揮した舞台でした。
そして次は、ダンス課題曲のデミ・ロヴァート(Demi Lovato)の ”Sorry not Sorry(ソーリーナットソーリー)”です。
この曲は、Side to Sideと同じく、上位メンバーに人気のダンス課題曲でした。
このアメリカの有名なお騒がせアイドルであるデミ・ロヴァートのSorry not Sorryは、Side to Sideと同じく、パンチがあり、セクシーでパワーのある曲なので、ダンス課題にはぴったりの曲です。
この曲に挑戦するのは、クォン・ウンビちゃん、アン・ユジンちゃん、チェ・イェナちゃん、イ・チェヨンちゃん、コ・ユジンちゃんの5人。
5人中4人が前回上位の12位までのメンバーという、まさに人気の課題曲、そして高いレベルが期待される曲でした。
そして、1位に輝いたのは、リーダーとセンターを兼任したクォン・ウンビちゃんでした。
実際のところ、ダンス課題曲5曲の中で、センターを務めて1位を獲得したのは、クォン・ウンビちゃんと、トゥドゥトゥドゥのキム・ドアちゃん、吐き出され練習生へのダンス課題曲となったInstructionのソン・ウンチェちゃんの3名でした。
センターという最も映えるポジションでダンスをしても、本当にステージで惹きつけられる事が出来なかったら、易々と1位にはなれないという・・・やはりPRODUCEシリーズならではの厳しい戦いです。
また、前回順位で上位12位までになった12人の中で、ポジション評価で1位となったのはクォン・ウンビちゃん、ただ一人でした。
いかに過酷な戦いであるかは、この結果を見るだけでも明らかです。
次の曲は、ヴォーカル・ラップ課題曲、防弾少年団の”전하지 못한 진심(チョナジモッタンチンシム・伝えられなかった思い)”です。
この切ないラブソングに挑戦したのは、チャン・ギュリちゃん、竹内美宥(たけうちみゆ)ちゃん、宮崎美穂(みやざきみほ)ちゃん、岩立沙穂(いわたてさほ)ちゃんの4人でした。
日本人練習生3人と韓国人練習生1人の組み合わせで、日本でも知られている曲だけど課題は韓国語の曲で、しかも男性グループの曲という試練満載のスタートでした。
日本人練習生たちが推して、チャン・ギュリちゃんがメインヴォーカルを担当し、2歳からピアノを習っているという竹内美宥ちゃんが伴奏をしながら、一つ一つ丁寧にパートを仕上げていきました。
メインヴォーカルではありませんでしたが、伸び伸びとしたその歌声に、現場投票が動いたのです。
そして最後にご紹介する課題曲は、ダンス課題曲であるフィッツアンドザタントラムズ(Fits and the Tantrums)の ”HandClap(ハンドクラップ)”です。
このアメリカのインディーポップグループのHandClapという曲は、とにかく元気の良い曲です。
その部分に惹かれたのか、6人中4人が日本人練習生でした。
挑戦者は、本村碧唯(もとむらあおい)ちゃん、小嶋真子(こじままこ)ちゃん、村瀬紗英(むらせさえ)ちゃん、武藤十夢(むとうとむ)ちゃん、キム・チョヨンちゃん、キム・ミンソちゃんの6人です。
ダンス課題曲には、オリジナルで振り付けをしなくてはならないというルールがあります。
が、もちろん、日本人練習生たちは、ダンスの振り付けなどは経験したこともなく・・・。
頼りにするのは、練習生の中でもダンスが上手いと認められているキム・チョヨンちゃん。
実は、日本人練習生よりも年下のキム・チョヨンちゃんですが、振り付けのこともあり、リーダーに推薦されてしまいます。
そして、センターを踊るのは多数決で本村碧唯ちゃんになりました。
セクシーなダンスを目指したいキム・チョヨンちゃんと、可愛く元気なイメージを出したいと思う本村碧唯ちゃんの意見がうまく合わなく、中間発表で先生たちのチェックを受けた時も、全く、息も合わず、先生達も、他の練習生たちも、このチームは大丈夫だろうか?と皆が心配したほどでした。
中間発表でこっぴどく厳しい指摘を受けた後、チェヨンちゃんと、碧唯ちゃんは沢山話し合い、お互いの意見を尊重し始め、そして6人のダンスは進化していったのです。
迎えた当日のステージでは、見ている練習生たちもノリノリになるほどの、元気でハツラツしたダンスパフォーマンスを披露しました。
そして結果は・・・・これをダークホースと言わずどう表現したら良いのか・・・1位に輝いたのは村瀬紗英ちゃんでした!
練習シーンでは、あまり目立たなかった村瀬紗英ちゃんは、センターではなかったのですが、自分のパートが前に出た時のアピールが素晴らしく、そしてびっくりするくらいセクシーで綺麗だったんです!
ダンスが最も上手いとされていたキム・チョヨンちゃんを2位に抑えての堂々1位!
魅力たっぷりの新しきダンサーの誕生でした。
ちなみに、本村碧唯ちゃんはセンターでしたが、最下位の6位。
本当に厳しい現実を突きつけられる番組です。
そしてポジション評価総合1位の行方は?
課題曲11曲全部のパフォーマンスが終った後に、待っているのは、ポジション評価総合1位の発表です。
課題曲ごとに1位になった練習生にはベネフィットとして5000票が追加されますが、ヴォーカル・ラップ部門、ダンス部門のそれぞれの部門で総合1位になった2名には10万票という、大きな大きなベネフィットが与えられます。
このベネフィット効果は、前回投票の結果がリセットになった今、想像もつかないほどの威力を持つのです。
果たして結果は・・・
ヴォーカル・ラップ部門では너도 너무 모르고(ノドノムモルゴ・君もあまり知らなくて)のハン・チョウォンちゃんが宮崎美穂ちゃんを抑えての総合1位でした。
ダンス部門は、HandClapの村瀬紗英ちゃんが、白間美瑠ちゃんを抑えての総合1位!
厳しい戦いだったポジション評価でしたが、練習生たちの新たな素晴らしい面を見つけることのできた戦いでもありました。
特に日本人練習生たちのダンスパフォーマンスのレベルアップには目を見張るものがありました。
初日、ぺ・ユンジョン先生に「せっかく韓国にきたのだから、刀群舞(一糸乱れぬダンスパフォーマンスのこと)が何なのかを、キチンと学んで行ってください」と言わせたのが嘘のようです。
この切磋琢磨の戦いがよりこれからの展開を面白くしてくれる事と思います。
・・・ポジション評価の点数に加え、第7回の放送後の翌日である7月28日午前11時で締め切られたオンライン投票を加えた総合点で第二回総合順位が決まります。
次回8月3日金曜日午後11時・・・その生存者30位までのメンバーがどうなるかが発表されます。
生き残るは誰か・・・。
そして順位はどうなるのか?
下克上はいかに?
まだまだ目が離せないPRODUCE48の熱き夏の戦いは続きます。
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