私は、そんなに頻繁に落とし物をする方ではないのですが、クレジットカード機能付きのBIC CAMERA Suica Viewカードを三回も落としたことがあります。
しかし、なんと日本は素晴らしい国なのか、この三回とも戻ってきました。
もともとは、カード入れにいれていたのですが、あまりに落とすので、最近は、ネックストラップ付きカードケースにいれて、持ち歩くバッグに括り付けるようにしていますので、落とさなくなりました(苦笑)。
そんな情けない失敗談ですが、その失敗を通じて、クレジットカード付Suicaを探索した経験に基づいて、どのような仕組みで落とし物が戻ってくるのかということをご紹介したいと思います。
目次 Contents
Suica View カードを紛失した経緯<電車の中編>
私は、電気製品好きでもあるので、たまたま訪れたビックカメラで、Suica機能もあって自動チャージも可能、そして、クレジットカード払いでも現金払いと同じようにビックポイントが付くBIC CAMERA Suica Viewカードの存在を知り、これは便利ということで使い始めました。
使い始めた当初は、落とすこともなく、普通に使っていたのですが、ある時を機に、三回も失くしてしまうという失態をおかしてしまいました。
最初に落とした時は、とてつもなく衝撃的でした。
なぜかというと、Suicaカードを入れていたカード入れに、私の大好きなスターと、私とのツーショット写真(世界に一枚しかないチェキ)が入っていたからです!!!
落とした場所、エリアはその時確信していました。
その日、JR新宿駅で山手線を降り、そのまま外に出ることなく、京王電鉄に乗り換えたのですが、新宿駅の乗り換え用改札では、タッチして京王線に乗ったのです。
そして、自宅の最寄駅に着いたので、カード入れを出そうとしたら…どこにもない!!!
顔面蒼白になった私は、駅の係員さんに、Suicaカードを落とした旨を伝え、乗ってきた電車の到着時刻も伝え、調べてもらいました。
なぜなら、絶対に、京王線新宿駅から、その最寄り駅までの間に、落としてしまった事は間違いないわけでしたから。
駅員さんは、とても親切に調べてくれました。
1)まずは、駅員さんに乗っていたはずの電車の終着駅への到着時間を確認
2)駅員さんは終着駅に連絡をし、私が落としたカード入れがないかどうかも確認してほしいと依頼(つまり、終着駅では簡単な社内確認は通常行われているようです)
3)最寄駅につくまでに、特急から急行に乗り換えた明大前駅にも駅員さんが連絡をして確認
4)しばらく、終着駅到着時間まで待ち、(もちろん、気もそぞろに)着いてからの確認結果報告を待つ
5)明大前駅からの報告としては、該当するような拾得物届は今のところなし
6)終着駅からの確認報告が取れ、やはり、カードいれのような該当拾得物は見つからないとの報告を受ける
がっくりと肩を落とし、背中も丸くなった私に、駅員さんが、「京王線・井の頭線お忘れ物取扱所」の連絡先を教えてくれました。
私はその日は、大きく落ち込みながらも、その番号をメモした紙を大事にしまい、帰宅したのです。
もちろん、クレカ機能付きのSuica View カードでしたから、カード会社に電話をかけて、紛失した旨を報告し、即時に止めてもらい、悪用されていないことも確認しました。
失くしたSuica View カード(カード入れ)の探索<電車の中編>
京王線・井の頭線の「京王線・井の頭線お忘れ物取扱所」の営業時間は「午前9:00から午後7:00まで ※年中無休」ですので、当日は、何もできずに悶々とした夜を過ごし、次の日に早速、電話をしました。
電話は問題なくすぐに繋がりましたが、結果は該当するようなカード入れは届いていないとの返事でした。
その日は、朝と夕方の二回電話したのですが、良い知らせを受け取る事はできませんでした。
次の日も電話しましたが、やはり該当するカードケースは届いていないとの答え・・・。
絶望感に打ちひしがれた私は、事情を理解してくれそうな友人数人にLINEやカカオトークで事情を伝え、同情をしてもらいながら、憂さを晴らしていました。
二日連続で問い合わせをしても、見つからないという事は、もう見つからないのだと勝手に思い込んだ私は、ブルーな毎日を送っていました。
が、数日後、事情を知っている仲良しの友達が、「もしかしたら、時間差で届いているかもしれないから、諦めないでまた問い合わせしてみたら?」と言うので、再度「京王線・井の頭線お忘れ物取扱所」に電話をしてみたのです。
そうしたら!!!
私が落としてしまったオレンジ色のカード入れに該当する落とし物があったとのこと!!!
説明は「オレンジ、赤などの色の入ったカード入れ、タレントらしき男性の写真が入っていた」でした。
タレントらしき・・・つまり、そのスターは韓国アイドルなのですが、東方神起ほど日本で有名なわけではないので、その説明になったのでしょう(苦笑)。
しかし、「京王線・井の頭線お忘れ物取扱所」の忘れ物保管期間は原則3日間です。が、私が最後に連絡をした時には、その保管期間を過ぎていたので、すでに飯田橋にある「警視庁遺失物センター」に移送されていました。「警視庁遺失物センター」は東京の中心部の遺失物が集まる場所なので、なかなか電話してもつながらいようですが、直接出向けば、対応はしてもらえるようです。
私の場合、「京王線・井の頭線お忘れ物取扱所」から移送された日程も知らされていたので、電話問い合わせもしないで飯田橋に向かいました。
落とし物受理番号と、もちろん免許証など身分証明書を携えて、飯田橋に行き、とうとう、世界に一つしかない”私と大好きなスターとのツーショット写真”が手元に戻ってきたのです!!!
教訓その1:電車などで落としたことが確かな場合には、沿線の忘れもの取扱所に何度も問い合わせをする。
教訓その2:忘れ物取扱所に、忘れ物がすぐ届くとは限らないので諦めずに何度も問い合わせをしなくてはいけない。
教訓その3:忘れ物をした場所が明確で、警視庁遺失物センターに移送されたことが確実であれば、電話問い合わせをしなくても、直接行っただけでも、問題なく受け取りができる。(但し身分証明書は必須)
落としたSuicaカードが戻ってきた<道端編>
あれほど、大騒ぎをして取り戻したカードケースですが、またもや、落としてしまうという事態に見舞われました。
まあ、つまりは、自分の不注意なのですが・・・。
幸いというか、何というか、前回の失敗を教訓に「大切な世界で一枚しかないチェキ」はカード入れからは取り外し、家に保管してありました。
ですから、前回ほどの焦りはなかったのですが、もちろん不便であることは間違いなく、悪用されたら困るという気持ちもあったので、すぐにカード会社に電話をかけて紛失した旨をつたえ、即時停止してもらいました。
今回は、電車の中で落としたのではなく、駅近くで落としたのではないか?と思っていましたので、駅に落とし物として届けられていないか、何度か確認をしました。が、問い合わせをしている中では、届けはないという返答を数回もらったきりでした。
半ば諦めていた数日後、私の携帯に見知らぬ電話番号から電話があったのですが、それは、Suica View カードからの電話だったのです!カード発行の際に登録していた私の携帯番号にかかってきたわけでした。
つまり「最寄りの警察署に、カード入れに入った私のSuicaカードが届けられている」という事を知らせてくれたのです。
その数日後、Suica View カードから一枚の書類(落とし物として〇〇警察署に保管されていると記載されている書類)が届き、印鑑、身分証明書を持って、その警察署に行けば、落とし物を引き取れるという事でした。
クレジットカードの場合、カード会社の電話番号が書いてありますから、そこに警察から連絡が行ったのではないかと思います。
ポイントその1:Suica View カードは、拾ってくれた人が親切に警察に届けてくれた場合、かなりの確率で戻ってくる
ポイントその2:そうはいっても、やはり交番に届け出をしたほうが良い
落とし物探索対策
最後に落としたのは、カード入れにいれていない、Suicaカードのみでした。本当になんで落としたのか・・・。情けない以外のなにものでもありません。これも、2回目と同じように、どこで落としたかは、あまり明確ではありませんでした。
そしてまったく同じように、カード会社から電話がかかってきて、近くの警察署に保管されていると知らされました。
ここで確信しました。
「電車でない道端でSuica View カードを落とした場合には、ほぼ必ず戻ってくる!(ただし、拾った方が親切に警察に届けてくださる場合のみですが)」
この三回の失敗に基づき、今では、単なるカードケースから、ネックストラップ付カードケースにSuicaを入れ、持ち歩く場バッグに括りつけるようにしました。
その後、紛失事件は起きていません!
この話は繰り返しても仕方ないので、今度は、パスポートを紛失した時の経験談に基づいて、落とし物探索対策をご説明したいと思います。
数週間後にフランスに4週間滞在する予定になっていた私は、なぜかパスポートケースにパスポートが入っていない事に気づき、顔面蒼白になりました。
結局のところ、フランス語のテストDELFを受けるために持ち出したとき、違うバッグに入れ、そのままにしていただけで、数日以内には見つかりましたけど。
しかし、見つかる前は、それは必死に探したわけですから、そこで学んだ、落とし物探索方法をご紹介したいと思います。
ステップ1:まずは、最寄りの交番に届ける。私の場合は、横浜の関内に行った時だと(試験申し込み)思っていたので、その日の行動範囲とその日など、できるだけ細かく報告し、警察官の方はそれを記述していました。
ステップ2:警察官の方は、親切にも、いくつかの遺失物センターに問い合わせをしてくれました。おそらく、一般電話から電話をするよりも繋がるのではないかでしょうか?そのいった事を考えると、やはり交番に届けることは必須ですね。
ステップ3:警視庁の落とし物検索で探してみる。
この「警視庁落し物検索」ですが、パスポートを落としたかもしれないという時に、届出をした交番のお巡りさんに、インターネットサイトがあると教えてもらいました。
落し物の種別は26種類にも分かれています。
現金、かばん類、、袋・封筒類、財布類、カードケース類、カメラ類、時計類、めがね類、電気製品類、携帯電話類、貴金属類、趣味・娯楽用品類、証明書類、有価証券類、著作品類、手帳・文具類、書類・紙類、小包・箱類、衣類・履物類・傘類、鍵類、生活用品類、医療・化粧品類、食料品類、動物・植物類、その他というようにわかれています。
過去三か月以内に届けられた落とし物が検索できるので、落としたと思われる期間を設定し、検索できるのです。
自分の落とし物と該当すると思われる分類から検索をすると、個人情報を特定はできないように配慮された方法で、落とし物が整理されていましたので、もしかしたら?と思われる落とし物が保管されている場所に(名称と電話番号が記載されています)、かたっぱしから電話をかけてみました。
もちろん、実際には家にあったわけですから、見つからなかったのですが、電話口で、自分の落とし物の詳細を説明すると、該当するかどうかを、調べてくれました。
どこに電話をかけても、とても丁寧に対応してもらえました。
自己管理の不十分さが原因の失敗談ですが、そのおかげで、落とし物をした時の対策方法をよく理解できたのではないかと思っています。
毎日、山のように出てくる落とし物を、きちんと仕分けをして、管理をしてくれているという日本のシステムに、とても感銘を受けました。
もし、大事なものを落としてしまった場合、とにかく諦めずに探してみてくださいね!!!
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