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NHK大河ドラマ「いだてん」第2話あらすじ 金栗四三の人生が今走り出す!ネタバレには注意

いだてん 第2話あらすじ

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2019NHK大河ドラマ「いだてん」が1月6日(日)に放送を開始しました。
第一回視聴率は15.5%と前回大河ドラマの「西郷どん」を超える好調な滑り出しとなりました。
宮藤官九郎(くどうかんくろう・クドカン)さんのテンポの良い脚本で、1964年東京オリンピック召致決定の1959年と、日本がオリンピック初参加を目指し始めた1909年あたりの二つの時代設定を描きながら始まりました。
第1話は、1912年ストックホルムオリンピック予選大会に金栗四三(かなくりしそう)が、世界記録でゴールしたところで終わります。

金栗四三誕生

のちに、日本人として初めてオリンピックに参加し、マラソン競技を走る事になる金栗四三は、1891年(明治24年)8月20日、熊本県玉名郡晴富村に生まれます。

父親の田口トモロヲさん演じる金栗信彦は病弱で六代続いた酒蔵を廃業せざる追えませんでしたが、子宝には恵まれました。
四三は、信彦と、宮崎美子さん演じる母シエとの間に生まれた7番部目の子供でした。
父親信彦が四十三歳の時に生まれた子供なので、四三(しそう)と名付けられました。

四三は、病弱な父親に似て幼い頃からひ弱な子供でした。

四三が五歳になった頃、柔道家として名を馳せていた役所広司さん演じる嘉納治五郎が熊本県の第五高等学校の校長に就任しました。

病弱な四三も、有名な柔道家嘉納治五郎に抱っこしてもらえれば、丈夫な子に育つに違いないと、父、信彦は四三を連れて熊本第五等中学校を目指すのです。

同じ熊本と行っても晴富村から熊本市までは、10里(約40キロ)あります。
四三を伴って意気揚々と出かけた信彦も、もともと体が弱いこともあり、その長い道のりに、すっかり疲労困憊してしまいます。
やっとたどり着いた、嘉納治五郎のいる熊本第五高柔道場の周りは、嘉納治五郎をみるための人だかりでした。



四三は、近くにいた男性に抱っこしてもらい、嘉納治五郎の方を覗けるようにしてもらったのですが、見えたのは治五郎の後頭部のみ。
抱っこはおろか、ちゃんと嘉納治五郎の姿を拝むこともできなかった四三は、父、信彦とともに晴富村に戻る事になってしまいました。

家に戻り、祖母から嘉納治五郎先生とは会えたのかと聞かれた四三でしたが、答える前に、父、信彦が、もちろん抱っこしてもらった!そのためにわざわざ熊本市まで行ったのだからと、嘘の答えをしてしまいます。

呼吸方法を習得

尋常小学校の入学した四三は、相変わらずひ弱なままでした。
ある日、兄である実次(中村獅童さん)の嫁であるキヨメが出産する事になりました。
そこで、四三は、ある発見をするのです。

妊婦であキヨメが出産をする時に、姑であるスエがキヨメに、「すーすー、はっはー」と二回吸って二回吐くように教えます。

その光景を見ていた四三は、山を駆け上る時に、その「すーすー、はっはー」と試してみるのですが、驚いた事に、とても楽に走れることを発見するのです。

ひょんなことから、呼吸方法を習得した四三は、その「すーすー、はっはー」で走ることを得意とするようになり、玉名北高等小学校に入学してからも、自宅から往復三里(約12キロ)の道のりを毎日走って通うのでした。

父信彦の死

1905年(明治38年)三月、父、信彦が吐血します。
かかりつけの春野医師の元を呼びに四三は走ります。

春野医師の元にようやくたどり着いた四三は、途中で負ってしまった怪我の手当を受ける事になり、春野医師は一足早く、金栗家に向かいます。
手当が済む否や、四三は家に向かって走り出します。
日も暮れかけてきた道を走っていく四三に、春野医師の娘のスエは、提灯を持っていくようにと追いかけますが、転んでしまいます。
そのスエをおぶって、四三は、家に向かって走り続けるのでした。

金栗家では、朦朧としている信彦が、「四三は、嘉納治五郎先生に抱っこしてもらったけん、とつけむにゃあ男になるばい」と言います。
(とつけむにゃあ・・・標準語で「とんでもない」)

四三は、一生懸命走って家に向かいましたが、四三の到着を待つ事なく、信彦は息を引き取るのでした。

スヤとの再会

四三は玉名中学に進学して寄宿舎生活を始めます。
週に一度は、五里(20キロ)の道のりを走って家に戻る生活を繰り返していました。

金栗家では、父信彦が、病弱のため酒蔵を廃業してからは、四三の兄である実次が一家の大黒柱となっていました。

兄、実次にも迷惑をかけず、早く自立したいという気持ちから四三は、中学を卒業後は海軍兵学校を目指す事にします。
海軍兵学校であれば、授業料もかからず、卒業後は将校になれるからです。

家族にも、海軍兵学校受験の意志を公言してからというもの、四三は必死に努力をします。
学力優秀であった四三は、学力試験に自信はあったのですが、海軍兵学校には身体検査があります。
風邪を引きやすい体質のため、中学の先生から教わった「冷水浴」を毎日実施します。

試験当日、海軍兵学校の身体検査は、予想をはるかに超えて厳しいものでした。
努力むなしく不合格になってしまった四三は、橋の上から川を眺めていました。

そこに、春野医師の娘スヤ(綾瀬はるかさん)が自転車で通りかかります。
父に聞きましたよ、金栗さん、海軍兵学校を受験するのですってね?と明るく話しかけてくるスヤ。
意気消沈していた四三は「落ちました」と答えます。

四三とスヤは、河原で話をします。

家族の期待を背負って海軍兵学校を受けたのに、不合格になってしまって合わせる顔がないと嘆く四三に、天真爛漫なスヤは、丈夫な体があるのだから、それを国のために使うのも、自分のために使うのも自由だと言うのです。

帰り道、スヤは自転車を漕ぎながら、四三はその横を走りながら、歌を一緒に歌うのでした。

東京高等師範学校?

その頃、東京浅草では、森山未来さん演じる美濃部孝蔵は放蕩生活を送っていましたが、運命的な出会いをします。
芸者遊びの勘定を誤魔化すために逃げ込んだのが偶然、寄席だったのですが、当時の名人、落語家 橘家円喬がちょうど高座に上がっていたのです。
その円喬の噺「付き馬』に魅せられた美濃部孝蔵は弟子入りを決意するのでした。

一方、海軍兵学校に不合格となってしまった四三は、級友美川秀信(勝地涼さん)が東京高等師範学校を受験するという話を聞かされます。
美川から渡された「教育」という雑誌をめくっていた四三は「嘉納治五郎」という名前を目にするのです。

そして四三は、美川から、嘉納治五郎が東京高等師範学校の校長をしていることを聞かされるのでした。

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