全画面表示になり、ホームボタンがなくなったiPhoneXが2017年9月に発売されてから、はや一年。
毎年恒例のモデルチェンジの時期が訪れ、20189月にはiPhoneXS MAX/sが発売され10月にはiPhone XRが発売されました。
このバリエーションの豊富さからも、ホームボタンのないiPhoneを使い始める人も多くなった事と思います。
もちろん、iPhoneXシリーズの素晴らしい機能はとても多いのですが、まずはどうしても必要な3つの基本動作に絞って解説していきたいと思います。
iPhoneXで電源を切る
スマフォ動作の基本中の基本でもある、この電源を切るという行為が、今までのiPhoneとは違うので困ってしまった人も多いのではないでしょうか?
電源を切る事自体はホームボタンは使う動作ではなく、iPhone6以降には右横、iPhone SE、iPhone 5s 以前、iPad の場合には右上に電源ボタンがありました。
iPhoneXシリーズもiPhone6以降のホームボタンのあるiPhoneと同様、右側にボタンがあるので、普通にこのボタンを長押ししてしまうと・・・・
Shiriが起動してしまいます。
かつては「電源ボタン」と呼ばれていた、この右側のボタンは、機能が代わり、「サイドボタン」という名前に変化しました。
iPhone Xシリーズの向かって左側には、音量ボタンがあります。
これは幸いですが、以前のiPhoneと同じ場所にあります。
上が音量をあげる、下が音量を下げるボタンになっています。
iPhone Xシリーズの電源を切るには、「サイドボタン」と「音量ボタン』(上下どちらでも可能)を同時に長押しします。
知ってしまえば、簡単な事なのですが、筆者もこの当たり前の事ができなくて、戸惑いました。
少しiPhoneの調子が悪い時、反応が悪い時などには、やはり電源をオフにしなくてはいけませんし、何か試験を受ける時にも電源は必ずオフにしなくてはいけないなど、電源オフは最低限の必須の作業ですから、iPhoneXシリーズに変えたら、まず最初に覚えておきたい動作です。
iPhoneXでアプリを閉じる
ホームボタンがあった以前のiPhoneの時には、ホームボタンを二度、チャチャっと押すと、開いているアプリが現れ、その中で閉じたいアプリについては、上に向かってスワイプすると、そのアプリを閉じる事が出来ました。
iPhoneXシリーズには、ホームボタンがありませんが、ホームボタンがあったあたり(つまり下の方)から画面をゆっくりスワイプすると、開いているアプリが同じようにザーッと出てきます。
これを以前と同じように上にスワイプしてみでも、あれ?アプリが閉じられていない???
単にもとのホーム画面に戻ってしまうのです。
アプリを沢山の開きすぎていると、電池の持ちにも影響しますので、必要のないアプリは閉じておきたいものですよね。
注)iOS 12より、この1ステップ多い作業はなくなり、従来のiPhoneのように上方向にスワイプさせるだけでアプリが綴じることが出来るようになりました。
iPhoneXシリーズで開いていたアプリを閉じるのは、先ほどのように、画面の下から指をスワイプさせ、開いているアプリがザーッと出てきたら、一番上のアプリで良いですから、そこに、しばらく指を置いて押すと、アプリの左側に「X印」が出てきますので、その「X印」を押せば、アプリが閉じられます。
たまにしか使わないアプリや、指が滑って開いてしまったアプリなど、閉じておいた方が多いアプリは必ずあるものです。
このアプリの閉じ方を知らないと、限りなく多くのアプリが開いてしまい、ちゃっとスワイプしたのに、本当に使いたいアプリを探すのも面倒・・・なんて事にもなりかねません。
アップル製品ですから、覚えてしまえば簡単な動作、でもとても大切な動作ですから、是非慣れてしまいたいですよね。
iPhoneXでスクリーンショットを撮る
スマフォ常用者には、もはやなくてはならない日常行為となった動作の代表的なものが、スクリーンショットではないかと思います。
ネットで探し物をした時に、必要な情報だけスクショを撮るという事も多いと思います。
これもホームボタンがあった時代には、電源ボタンとホームボタンを同時に押す事でスクリーンショットを撮れたのですが、もはやiPhoneXシリーズにはホームボタンが無いので、それが出来ない・・・。
筆者も同様に、iPhoneXに変えたばかりの時、あれ、スクショはどうやって撮ればいいの?と小さく苛立ちを覚えました。
あまりにも日常的な行為が、ささっと出来ないのは、ストレスが溜まるものです。
実は、これも簡単な動作です。
iPhoneXでスクリーンショットを撮るには、サイドボタンを押しながら、音量ボタンの上を押します。
電源オフの時と似ていますが、同時に長押しではなく、ちょっと時間差が必要になります。
以前のiPhoneの時のように、電源ボタンから、ホームボタンという感じの、少しの時間差が必要です。
また、電源を切る時と異なり、音量ボタンは、下の音量ボタンではなく、上の音量ボタンのみを使用します。
iPhoneXシリーズになって、ホームボタンが消え、画面が大きくなりました。
最初は、フェイスIDなんて大して新しい機能じゃないのでは?と疑心暗鬼でしたが、メガネをかけていても認識してくれるフェイスIDの優秀さは、iPhoneXシリーズを使い始めた方なら誰でも認めるレベルだと思います。
その反面、慣れ親しんだホームボタンがなくなった事で、基本動作が出来ないという苛立ちも出てくるかもしれませんが、この3つの基本動作をマスターすれば、あとは、やってみたい動作を覚えていくだけになると思います。
iPhoneXを使ってみて感じるのは、この3つの基本動作が、他の動作にも通じる、他の動作の基本にもなっているという事です。
誰でも、あまり操作方法の知識がなくても、勘を働かせながら操作を覚えていく事ができるのが、iPhoneの良さですから、まずは、このiPhoneXシリーズ初心者にとって必須の3つの基本動作を覚えて、より快適なiPhoneXライフを送ってみませんか?
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